漁船が数日間の操業を終えて下関漁港に帰港します。その後、水揚げの準備に取り掛かり、競りに向けた準備が始まります。
本港の競り
競りの流れ
(沖合底びき網漁業の場合)
漁船帰港
コンベアで水揚げ
23時頃から漁獲物が入った「トロ箱」を一つ一つ丁寧に漁船から運び出します。「トロ箱」はコンベアを使い、荷さばき所内に並べられます。
鮮度を確認できる状態に並べる
トロ箱は魚の種類ごとに整然と並べられます。並べられたトロ箱には氷やシートをかけて魚の鮮度管理が徹底されています。
競りの開始
1時30分頃より準備が整うと競りが開始されます。競り人が専用の台に立ち、活気ある競りを進行します。競り落とされた水産物は買受人によって迅速に出荷され、スーパーなどの店頭に並びます。
トロ箱とは
底びき網(トロール網)で獲れた魚を入れた箱を「トロ箱」と呼んでいました。今では魚を入れる箱を総称して「トロ箱」と呼びます。漁港市場で使用されるトロ箱は衛生的な発泡スチロール又はプラスチック容器を使用しています。